「引っ越しの荷造りをしているけどスプレー缶ってどうしたらいいんだろう?」
何て疑問はありませんか?
ガスコンロなどで使用するスプレー缶。
危険物にも指定されていますが、スプレー缶の荷造りはどうしたらいいのでしょうか?
「サカイ引越センターにお願いすればスプレー缶も運んでくれるのかな?」
なんて思ったりもしますよね。
結論から言うと、原則運んでくれません。
ただ、例外もあります。
この記事では、
- スプレー缶はどの引っ越し業者も原則運んでくれない
- 引っ越し業者がスプレー缶を運んでくれない理由
- スプレー缶の処分はどうすればいいか
などについて詳しく解説します。
スプレー缶の荷造りで悩まれている方は是非チェックしてください。
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サカイ引越センターではスプレー缶は原則運んでくれない
サカイ引越センターではスプレー缶は原則運んでくれません。
なぜならスプレーの破裂で火災や家財を汚してしまうなどのリスクがあるからです。
ここで原則と書いている理由として、
- 引っ越し時期の気温が低い
- 近距離での引っ越し
- 量が少ない
など引っ越し業者の方が判断して運んでくれる場合があるからです。
またダンボールに入れてしまうと中身が作業員の方からは分からないため、運べてしまっているという実情もあります。
スプレー缶はどの引っ越し業者も原則運んでくれない
スプレー缶に関してはどの引っ越し業者も原則運んでくれません。
運んでくれる場合もありますが、それも先ほど書いたように引っ越し業者がリスクが少ないと判断した時やスプレー缶が入っているか分からなかった時に運んでくれているだけです。
どうしても運びたい場合は見積もり時に確認をするようにしましょう。
引っ越し業者がスプレー缶を運んでくれない理由
スプレー缶を運んでくれない理由は破裂や破損をした時にリスクが大きいからです。
スプレー缶にはガスが入っているので、高温になった時や強い衝撃を受けた時に破裂をしてしまう可能性があります。
破裂をしてしまうことで家財を汚破損してしまうことや最悪トラックの火災につながってしまう可能性があります。
特にトラックの荷台は空調が効いていないため高温になります。
スプレー缶のガスは40度以上の高温の場所に長時間置いていると膨張して破裂する恐れがあります。
このようなリスクを回避するために引っ越し業者はスプレー缶を運んでくれないのです。
標準引越運送約款に定められている
引っ越しには標準引越運送約款が定められており、各引っ越し業者がこのルールに沿って価格設定や運送ルールを決めています。
この標準引っ越し運送約款には危険物の運送に関するルールが定められており、主に火薬類などの発火の恐れのある物の運送を断る決まりになっています。
ガソリンや灯油などの発火物の他に殺虫剤などのスプレー缶やガスボンベが付いているカセットコンロも含まれています。
スプレー缶の破裂による家財の補償は無い
標準運送引っ越し約款では危険物の発火があった際に家財を破損させたり、火災があった際の損害は本人負担になると定められています。
基本的には引っ越し業者はスプレー缶などの発火物は運んでくれませんが、ダンボールの中に入れられてしまうと引っ越し業者も気がつきません。
そのような場合で事故が発生した時でも引っ越し業者からの補償はなく、自己負担になってしまいます。
またそれにより引っ越し業者に損害があった場合はその分の賠償金も自己負担になってしまいます。
このようなリスクを考えるとスプレー缶を荷物の中に入れるリスクが大きいので廃棄しておきましょう。
スプレー缶の処分はどうすればいい?
スプレー缶は引っ越し前に処分をするようにしなければなりません。
スプレー缶は自治体のゴミ回収に出します。
自治体によって不燃ゴミや資源ごみなどの回収日が変わってきますので必ず調べるようにしましょう。
そしてゴミを出す前にスプレー缶を安全に処分ができるように自分でスプレー缶の処理をしましょう。
スプレー缶の処分手順
スプレー缶の処分手順として、
- スプレー缶の中身を使い切る
- ガス抜きをする
- スプレー缶だけで分別し透明の袋に入れる
大きくはこのような手順になります。
スプレー缶のガス抜きをしたら分別をして袋に入れましょう。
その際にごみ収集の人が外から中身がわかるように透明な袋に入れましょう。
他のゴミと一緒にした場合、中身が出し切れていなかった際に火災などの原因になってしまいます。
スプレー缶の中身を使い切る方法
スプレー缶の中身が使いきれない場合は下記の点に注意をして中身を出し切るようにしましょう。
- 換気の良い屋外で行う
- 近隣住民の迷惑にならない場所で行う
- タオルや新聞紙などに吸わせる
屋内でスプレーを一気に噴射をすることは火災の原因にもなるので非常に危険です。
必ず屋外で行うようにしましょう。
スプレーをそのまま噴射すると周りに飛散するのでタオルや新聞紙などに吸わせるようにしましょう。
その際、殺虫剤などの有毒性の物質があるものはマスクをし、自分で噴射物を吸い込まないように注意をしましょう。
ガス抜きキャップを使ってガスを抜く
スプレー缶を振った時にシャカシャカ音が鳴る場合は中身やガスが残っているため最後にガス抜きキャップを使用して抜き切るようにしましょう。
スプレー缶は蓋の部分がガス抜きキャップになっています。種類によって使用の方法が異なってくるためこちらを参考にしてみましょう。(一般社団法人日本エアゾール協会)
ガス抜きキャップを使用してガスを抜き切ったら自治体の指示に従って分別をしましょう。
キッチンでは絶対行わない
可燃性のガスは空気より重いためシンクなどで行った場合はシンク内に溜まりコンロを点火した時に引火する危険性があります。
ガスは室内で溜まりやすいため、他に高温になる家電などがあるとそこから引火する可能性があるので必ず屋外で行うようにしましょう。
穴あけをするのはガスを抜き切ってから行う
スプレーを使い切ったりガス抜きをするためには穴あけをして出し切るイメージがありますが、穴あけはガスを出し切ってから最後に行うようにしましょう。
ガス抜きのために密室で穴をあけ、ガスが高温の場所に引火し火災が発生した事例もあります。
こうしたリスクから自治体によっては穴あけは不要としているところもあるので各自治体の処分方法に従いましょう。
まとめ
サカイ引越センターをはじめ引っ越し業者は基本的にスプレー缶をそのまま運んではくれません。
大きな事故につながる恐れがあるので必ず事前に廃棄をしましょう。
この記事の内容をまとめると
- スプレー缶は破裂や火災のリスクがあるため引っ越し業者は運んでくれない
- スプレー缶の破裂による事故があった際は補償がなく自己負担になる
- スプレー缶の処分は屋外で新聞紙などに吸わせるように使い切りガス抜きを行う
安全に引っ越し準備ができるように処分方法が不明な場合はメーカーや各自治体に確認をするようにしましょう。
引っ越しのためにある引越し業者に見積もりを取ったら73,300円でした。
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